「襖」は襖紙(上貼り)・下張り・引手・縁(ふち)・骨下地などで構成され、最近では、その材質もデザインもさまざまです。
なお、仕上がった襖は普通「本」の単位で数えます。
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現在では、障子と襖は別のものとして区別され、襖は部屋の間仕切りや押入れなど、実用とインテリアを兼ねた建具として使われています。
- ● 襖紙(上貼り)
- 織物系、和紙(鳥の子)系があり多数種類があります。
実用性とお部屋との調和をお考えの上、お選びいただけます。
- ● 下貼り
- 骨下地の上にチップボール紙を張ってあるものが一般です。
- ● 引手
- 襖を開け閉めするのに手をかける部分です。
- ● 縁(ふち)
- 襖の外回りを囲っているものです。
- ● 骨下地
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本襖は框や組子の入ったものですが、最近ではダンボールや発泡スチロール芯の襖も出回っています。
※ダン襖の場合、ダンボールになります。
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障子越しに入る光はデリケートで柔らかく室内に表情豊かな空間を生み出し、また、間仕切りとしても、文字通り紙一重で内と外を仕切る役目を果たします。保湿、通気にもすぐれ、四季の著しい変化にも適応性がある建具といえます。
※デザインのバリエーションも豊富で、和室のみならず、洋空間にも多く用いられます。